【地域に根ざす多様な教育支援人材】の育成と活用を目指して
理事長 國分 充
(東京学芸大学学長)
教育支援人材認証協会理事長の國分充です。(東京学芸大学学長)
今日、全国的に地域力が衰退し、こどもの成長を取り巻く環境も大きく変わり学校現場は児童・生徒の多様化・複雑化に直面して、その機能が弱まっています。
もはや教師や保護者の力だけでは子どもを充分にサポートできない環境にあります。
今こそ地域にある多様な教育資源を発掘し、それらと学校・家庭とをつなぐ役割を果たせる人材が必要とされています。
本協会は、学校現場や保護者を支援する地域人材育成のために、2011年(平成23年)に国公私立6大学が中心となり、認証事業を通して『地域に根ざした大学の新たな役割』を協働して担っていくことを目指して、(社)教育支援人材認証協会を設立しました。
地域には、ボランティア活動等、社会貢献や手助けをしたいと思っている方々がたくさん居られると思います。このような方々が本協会の認証事業を通して、子どもに関する知識を共有し活用することで、地域の子どもたちが幅広い年齢層の地域人材と触れ合い、頑健でしなやかな思考力と体力を培ってくれることを願っています。
2020.8~(社)教育支援人材認証協会理事長
(社)教育支援人材認証協会の目的 (定款より抜粋)
(1)会員校及び機関間や地域との連携と協働によって教育支援人材の認証を行うこと(2)地域に根ざした教育支援人材の育成、活用、普及を図ること
(3)連携と協働を柱とする我が国の教育基盤の整備に貢献すること